職務経歴書とは?作成方法と注意点を徹底解説!|スマホで履歴書・職務経歴書作成ならKakeashi(カケアシ)

公開日:2024年10月26日

更新日:2025年02月14日

株式会社スタルジー代表の飯塚

株式会社スタルジー代表の飯塚(職業紹介責任者)

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株式会社スタルジー代表の飯塚

執筆者名:株式会社スタルジー代表の飯塚(職業紹介責任者)

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株式会社スタルジー代表の飯塚と申します。これまで厚生労働省指定の職業紹介責任者として多くの方々の転職活動を支援してきました。また、前職では求人事業や人材紹介事業で業界トップシェアを持つ東証プライム市場上場企業に勤め、人材市場全般に関する深い知見を培いました。現在は、これまでの経験を活かし、転職活動に役立つ情報を発信するライターとしても活動しています。履歴書や職務経歴書はあなたの第一印象を左右する重要なツールです。Kakeashiを通じて、どんな職種や状況でも効果的な履歴書や職務経歴書作成をサポートできる記事をお届けします。

はじめに

転職活動やキャリアアップを目指す際に必須の「職務経歴書」。しかし、具体的に何をどう書けばいいのか戸惑う方も多いのではないでしょうか?この記事では、職務経歴書の基本的な定義から、効果的な書き方のポイントや注意点、実際に役立つテンプレート例を紹介します。職務経歴書の基礎をしっかり理解し、転職を成功に導く第一歩を踏み出しましょう。


目次

  1. 職務経歴書とは?
  2. 履歴書との違い
  3. 職務経歴書の構成
  4. 効果的な職務経歴書の書き方
  5. 注意点とよくあるミス
  6. 職務経歴書のテンプレート例

1. 職務経歴書とは?

職務経歴書とは、主に転職活動において応募企業に対して自分の職歴、スキル、実績を伝えるための書類です。履歴書が基本的な個人情報や学歴を示すのに対し、職務経歴書は具体的な職務内容や成果を詳しく記載します。企業側が求めるスキルや経験を持った人材かを判断するための重要な資料であり、書き方によっては応募者の印象を大きく左右します。


2. 履歴書との違い

職務経歴書と履歴書の違いを明確にしておきましょう。

  • 履歴書:名前や住所、学歴、職歴などを簡潔に記載します。形式的な情報が中心です。
  • 職務経歴書:応募者がどのような役割を果たし、どんなスキルや実績を持っているかを記述。転職希望者の具体的な能力が伝わるように構成されます。

履歴書は応募の基本情報を、職務経歴書は実績やスキルを企業にアピールするためのツールです。特に職務経歴書の質が高いほど採用担当者の印象が良くなり、書類選考突破の可能性も高まります。


3. 職務経歴書の構成

職務経歴書は以下の要素を意識して構成します。

3.1 基本情報

名前や連絡先など、応募者を識別するための情報です。履歴書と重複しないよう簡潔にまとめましょう。

3.2 職務要約

職務経歴の概要を記載する部分です。これまでの経験の要点を簡潔に説明し、どのようなスキルを持っているかをアピールしましょう。

3.3 職務経歴

職歴を時系列に沿って記述します。各職務においての「業務内容」「役割」「達成実績」を具体的に書くことで、企業にとって有用な人材であることを伝えられます。

3.4 スキル・資格

応募企業にアピールできるスキルや資格を記載します。業界や職種に関係する資格があれば、必ず記載しておきましょう。

3.5 自己PR

自己PRは、採用担当者に向けて自分をアピールするための重要な項目です。応募するポジションに適した経験や強みを効果的に盛り込みましょう。


4. 効果的な職務経歴書の書き方

4.1 数字を用いた具体的な表現

「売上目標達成」よりも「売上目標の120%を達成」など、数値で表現することで説得力が増します。採用担当者が成果を把握しやすくなり、評価も高まるでしょう。

4.2 簡潔かつ明瞭な文章

職務経歴書は簡潔でわかりやすい文章が求められます。長々と書かず、3〜4行程度で業務内容や実績を表現しましょう。

4.3 応募ポジションに合わせたカスタマイズ

応募企業や職種に応じて内容を調整することがポイントです。職務内容や実績を応募ポジションに関連付けて書くことで、採用担当者にとって魅力的な内容になります。

4.4 過去から現在へ時系列でまとめる

職歴は最新のものから順に記述し、スキルの成長過程やキャリアの一貫性を見せるようにしましょう。転職回数が多い場合は、関連のある経験を強調することで、よりポジティブな印象を与えられます。


5. 注意点とよくあるミス

5.1 記載内容が抽象的すぎる

「チームマネジメントを経験」とだけ書くと具体性に欠けます。「5人のチームを率いて、プロジェクトAを納期通りに完遂」といった形で具体化しましょう。

5.2 誤字脱字の確認不足

誤字脱字があると、基本的なスキルや注意力が疑われてしまいます。完成後には必ず第三者に確認してもらい、内容の質を高めましょう。

5.3 アピールポイントの偏り

自己PRが特定のスキルや経験に偏りすぎていると、応募ポジションに不適切と判断される場合があります。幅広い経験をバランスよく盛り込むことを意識しましょう。


6. 職務経歴書のテンプレート例

職務経歴書の作成に役立つテンプレートを紹介します。以下の形式を参考に、各項目を埋めていきましょう。


6.1 テンプレート例

  • 基本情報
    氏名:〇〇 〇〇
    連絡先:〇〇〇〇〇〇
    メールアドレス:〇〇〇@〇〇.com
  • 職務要約
    10年以上の経験を持ち、特に営業とプロジェクトマネジメントに強みを持つ。複数の大手クライアントへの新規提案で成功を収め、チームリーダーとして目標達成率120%を達成。
  • 職務経歴
    会社名:株式会社〇〇〇〇
    勤務期間:20XX年〜20XX年
    業務内容:〇〇業界向け営業を担当。主な役割として、新規開拓・顧客管理・営業戦略の策定を実施。年10件の新規契約を獲得し、売上を前年比150%に増加。
  • スキル・資格
    IT関連スキル:Excel、Word、PowerPoint、CRMシステム
    語学:TOEIC 800点
  • 自己PR
    常に目標達成を意識し、チーム全体での成功を目指して行動することができる。プロジェクトマネジメント力と顧客対応力には自信があり、どんな環境にも迅速に適応するスキルを持っています。

まとめ

職務経歴書は、転職成功の鍵となる重要な書類です。自身の経験やスキルを具体的に、かつ簡潔に伝えることがポイント。この記事で紹介した構成や書き方のポイントを意識して、自信をもってアピールできる職務経歴書を作成しましょう。

魅力的で効果的な職務経歴書の書き方ガイド

監修者名:株式会社EaseCareer

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